ようちえんのFAQ

ようちえんの保育について

 ●お母さんも毎日子どもと一緒に森に通うのですか?

まめとっこでは、家庭と園で連続して子どもの成長を見守ること・お母さんが子育てを支え合える仲間と出会うことが、親子の安心と安定につながると考えます。そのため共同保育というかたちを取っており、スタッフによる完全預かりではありません。日々の送迎、月2回程度の保育参加を親御さんにお願いしています。

仲間とともに子どもの成長を間近で感じられる3年間は、これからの親子の人生の歩みにおいて、なにものにもかえがたい宝物になります。

 

 

●保育参加日について、もう少し詳しく教えてください。

15人の園児に対して、1日あたり4人程度の大人が保育に入ります。内訳は、スタッフ2人・保育参加の親2人。活動内容や時期によって増減がありますが、この人数が基本です。保育参加日は、仕事・家事・プライベートなどと無理なく両立できるよう、希望を出し合い、それをもとに前月末までに決まります。妊娠・出産、家族の事情、兄弟の学校行事との兼ね合いなどで、互いに遠慮なく参加日の希望を申し出て支え合っています。これはスタッフも同様です。

 

 

●一母親が保育に入るなんて、自信がありません。

保育参加日は、子どもとのかかわり方を学ぶ時間です。自然に抱かれて、リフレッシュしながら子どもを見つめてみましょう。

子どもが失敗して育つように、大人も失敗OK!かかわり方に迷うことがあれば、いつでもスタッフに相談できます。当番中・保育後に気づきを共有したり、保育日誌を読んだりしているうちに、家では見られない子どもの姿・仲間同士ともに育っていく姿・子どものたくましさやおもしろさをどんどん発見できるようになっていきます。子育ての器がだんだん広がり深くなっていきますよ。

安全管理については、一人で全員を見守るわけではなく、保育リーダーのスタッフを中心に、大人同士で情報共有・連携して1日を過ごすので気負いすぎなくて大丈夫。「不安だなぁ」と感じる一人一人のその感覚を大切に見守ること、互いに気づきを共有し合うことが重要だと考えています。その他、救急講習や避難訓練など学びの機会を多く設けています。

 

 

●下の子もいるのですが、一緒に保育参加できますか。

下のお子さんも森に同伴して大丈夫です。状況に合わせてルートや活動や保育に入る大人の人数を調整しますし、授乳などのお世話をしながら全体を見守ってもらうなど柔軟に連携します。代表をはじめ、ほとんどのスタッフが0~2歳の子どもを連れて森に入った経験があるので、自然に助け合えるのがまめとっこ。だから安心してくださいね。

 

 

●小学校に入ってから座っていられるのか心配です。人数も少ないですし…。

小学校以降が、先生の管理下で規則を守って過ごすことが求められる場だからといって、幼児期をその準備期間にすることは残念なことだと思っています。

 

人生のうち、だれかの管理下で指示に従って唯一の正解にたどりつくことをよしとされる時期は短いです。最近では学校もアクティブラーニング(主体的・対話的で深い学び)を打ち出していますね。他者と協調しながら自分の考えをもち、自由な発想や工夫をこらして自らの手で人生を創造する。その土台を育むのが、遊びを通して世界・仲間・自分を知っていく、幼児期です。自分で感じ考え、判断して行動しその結果を引き受ける経験の積み重ねが、人生の土台になっていくのです。

 

まめとっこも完全に自由な場ではなく、ある程度のルールがあります。朝の会・お昼ごはん・帰りの会はみんなで集まり落ち着いた時間を持ちますし、当番活動もあります。安全に活動するための約束もあります。リスクを含む森という場所だからこそ、子ども自らが仲間を意識して協調して行動します。また、人数が少ないからこそ意志疎通をはかりながら遊びを紡ぎます。のびのび遊ぶ森のようちえんだからこそ、場に合った団体行動や協調性が育まれていくのです。

 

卒園児の様子を見ていると、ようちえんで周囲の大人からも肯定的に受け止められて育つので、人数の大きな場でも、自分や周囲を信じる力が発揮されて物おじせずにそこに馴染んでいるようです。

送迎について

●園バスなど、送迎はありますか。

原則、親御さんの送迎です。行きは集合場所まで送っていただいて当番の車に乗り合わせてフィールドへ。帰りも決まった集合場所まで迎えに来ていただきます。

 

 

●家庭の都合で送迎できない日はどうしていますか。

家の方向が同じ親子やスタッフで、送迎をシェアすることが多いです。お互いさまの助け合いです。

 

 

●車がないのですが…。

広島市は都心部から比較的近い場所に森が広がっていますが、中腹あたりまで住宅地が広がっているため、森の入り口も山すそからしばらく上った場所にあります。また、まめとっこのフィールドはいくつかの地域にわたっているため、自転車や徒歩での送迎は難しいです。特にようちえんは、親御さんも保育参加日があるため車が必須です。

 

 

●園児はどのあたりから通っていますか?

安佐南区・西区・中区・南区在住で、メインフィールドの安佐南区大塚・伴地区の森まで車で30分以内のエリアの方が中心です。まめとっこに入園するために引っ越してこられるご家族もいらっしゃいます。過去には、廿日市市や安芸太田町などから片道1時間近くかけて通われる方もいらっしゃいました。

運営体制について

 ●幼児教育・保育無償化の対象になりますか?

2021年4月に認可外保育施設として届出が受理され、幼児教育・保育無償化の対象園となりました。

保育の必要があると認定を受けた世帯については37,000円の償還が受けられます。

森のようちえん まめとっこ

 

認可外保育施設(幼児教育・保育無償化対象園)

ひろしま自然保育認証園Ⅰ型

NPO法人森のようちえん全国ネットワーク連盟安全認証団体

イクちゃんサービス加盟店

 

活動エリア

安佐南区大塚・伴地域(旧沼田町エリア)

園舎所在地 広島市安佐南区大塚東
事務所所在地 広島市安佐南区沼田町阿戸649
電話 090-9947-0533(夜間・早朝はご遠慮ください)
代表 石井千穂
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