未就園児親子を対象とした親子のおさんぽグループ、それが親子組さやまめです。
週に1度の森の時間。子どもも大人も、安心して安定して過ごせるように、いつものメンバーでいつもと同じ場所に出かけます。
自然は一瞬たりとも同じ表情はなくて、毎週毎週景色が違います。瞬間瞬間も、違うんですよね。
いつも隣にいる子どもも同じ。
同じに見えるけど、見えないところで心もからだも次の成長の準備をしている。 子どもがよりよく育とう、成長していこうという力を持っていること。見えないところの成長に想いをはせて、子どもに伴走していくこと。裸ん坊で生まれてきた子どもが、遺伝子に組み込まれた自然な育ちの経過を経てゆっくりと成長していくのを、焦らずに急かさずに大切に見守っていくこと。
大人の私たち自身も、何も変わらないように見えて実は育つ力を持っていて、ときには子どもよりも自分の成長や変化を感じられるようになること。「○○ちゃんのママ」じゃなく、ひとりの人として、その人らしく在るのがかけがえのない魅力なんだと、互いに知ること。自分を「よくやってる」と認めてあげること。
いつもの仲間といつもの森に出かけるのには、そんな意味もあります。
最初は子どもと一緒におっかなびっくりのスタートかもしれないけれど、大丈夫。野外活動経験豊富なスタッフ(ほとんど親子組さやまめOG!)が、楽しみ方も過ごし方も、安全の守り方もガイドします。
そのうち、そこが日常の延長になり、自分の居場所になって家にも森の余韻を持ち帰って子育てが楽しくラクになっていくことを、これまで在籍していたすべてのお母さんが経験してきました。あなたもそうなること、予言いたしましょう。
野外活動豊富なスタッフが運営しています。ほとんどが親子組さやまめOGです。
小さな子の子育てやお母さんの気持ちに寄り添いながら、少し先に進むであろう足もと照らしながら安心して子育ち・親育ちに向き合っていける場をつくっています。
毎回お昼ごはんの時間に、テーマトークをします。ひとつのテーマに沿って、自分の考えや経験をシェア。互いにそれを聴き合う時間です。頭やこころの中にあるものを「自分で言葉にする」「他の人の考えを聞く」ことで、自分の立ち位置が明確になり「今、ここ」の自分に出逢えます。大人とはずいぶん違う小さな子どもを育てるときに抱えがちなモヤモヤザワザワを少しずつ手放し、子育ての楽しさを発見しやすくなります。
スタッフが運営する親子組さやまめですが、親子組会員母たちのアイディアや個性を加えて彩り豊かな「わたしたちのさやまめ」をつくるために、有志の「さやまめくらぶ」が一部活動の企画します。野外料理、季節行事、会員同士の親睦を深めるためのふれあい。あなたなら、どんなことをやってみたい?!
無理のない範囲でやってみたい人の立候補制。子どもを見守るときと同じで、やる・やらないどちらの選択も大切に尊重します。